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相談しづらいケツ毛の悩み
メンズ脱毛が市民権を得た今もなかなか話題に上らない、お尻の毛の悩み。ヒゲや脇のように普段毛の存在をそれほど意識していないだけに、いざというときになって女性に引かれてしまうということもあります。
ニュースサイトIRORIOによると、女性の58.3%が男性の尻毛を気になると回答したそうです。
お尻の表面の毛だけでなく、肛門周辺の毛(いわゆるOライン)も問題です。なお、前方の毛(いわゆる陰毛)が生える部分をVライン、股下の直線のラインをIラインと称することが多く、合わせてVIOと呼んでいます。「脱毛 VIO」などネット検索のときに便利な言葉なので覚えておくとよいでしょう。汚れやすいところに毛が生えているというのは良いことではありません。ハゲタカがなぜ禿げているかというと、死体を食べる際に自分の羽毛に雑菌が繁殖して病気にならないためです。人間の我々も進化を先取りして、要らない毛を取り去ってしまいましょう。
しかし、ヒゲ剃りなどと違ってお尻の毛というのは万人の問題ではありません。それだけに情報がいきわたっているとは言いがたい状況です。ここで各種「けつ毛の処理方法」を概観してみましょう。
お尻の毛の自己処理方法
ケツ毛処理の方法はいくつかあり、大きく分けるとシェーバーやクリームを使った自己処理の方法と、クリニックで脱毛してもらう方法の2パターンがあります。各方法のメリット、デメリットを把握して、自分にはどの方法が合うのかを考えてみましょう。
シェーバーで剃るのが一番安く済む!けどやってみると難しい
自分でシェーバーで剃ってしまう、この方法はいちばん安価で、なおかつ時間もかからずできそうです。amazonなどでも売っているパナソニック ボディトリマーER-GK70-Kが、専用のシェーバーとして有名です。
しかし実際やるとなると、これは大変です。まず、見えづらい・手が届きにくいのです。ヒゲのようにいつも剃るところではないだけに手慣れてもいません。まさに手探りの状態でシェービングを行わなくてはなりません。刃物ですからトイレットペーパーで拭くように扱うわけにはいきません。器用さに自信がなければやめておいたほうが無難でしょう。
また特にOラインを処理したシェーバーは場所が場所だけに、もう一度ヒゲを剃ったり、他の部位に使用すると感染症の原因となることも考えられます。常に新しいものに換える必要があるのであれば、必ずしも経済的か? というのも疑問符がついて回ります。
除毛クリームを使うと切る心配はない。人によっては肌荒れが起こることも
シェーバーと違って、お尻の毛の処理に使っても誤って切ってしまうなどの心配がないのが除毛クリームです。どういう原理での除毛かというと、毛を溶かす――正確にはその主成分であるタンパク質を溶かす、チオグリコール酸カルシウムという物質が含まれているからです。
一方、タンパク質で出来ているのは毛だけではなく、肌もです。よって体質や、指定部位を間違えて使ってしまうと肌荒れなどが起きるおそれがあります。男性のお尻は少しくらい肌荒れしても問題ないケースも多いでしょうが、酷い場合や痒み・痛みなどがあるようでしたら皮膚科の受診をした方が良いでしょう。なお指定部位のほかに男性用・女性用という区分もありますが、女性用は美肌成分が別に含まれているものが多いくらいで、誤って女性用を購入・使用してしまっても特に心配はありません。
ブラジリアンワックス脱毛は痛い!
ブラジリアンワックス、何それ? と思う人もいるかもしれませんが、粘着力のあるワックスを肌に塗り、その上からシートを貼って一気にはがす「あれ」です。正直、ある程度痛いのは確かなようです。しかし逆にそれが「痛気持ちいい」という声も少なからず聞かれます。
しかしそれを、手足などのムダ毛ならともかくお尻に? 粘膜の近くなんて敏感そう、痛そう、というイメージがある人もいるでしょう。ですが、Oラインの周りは実は皮膚が丈夫な箇所、痛みはむしろ少ない箇所のようです。またお尻の表面についても、あまり敏感な箇所ではありません。
ですがやはり直接は見えない箇所ですから、初心者には特にやりにくい方法でしょう。ブラジリアンワックスは手間取っていると体温で柔らかくなり、脱毛効果が落ちるということもあり、器用で思い切りのいい人に向いていると考えられます。しかし、やり方にも少々コツが必要なので注意が必要です。
クリニックで脱毛するメリットは、永久脱毛が出来ること
これまでは家庭でできる脱毛方法を紹介してきましたが、各種脱毛クリニックでも、お尻のケアに対応しています。クリニックでの脱毛の最大の特徴は「医療機関にしか許されていない永久脱毛ができること」これに尽きます。
また最初からお医者さんに対応してもらっているため、事前のカウンセリングやアフターケアについても医学的にしっかりとしたものが受けられるのも強みです。
費用と痛みはある程度覚悟しておいたほうが良い
ただ、クリニックでの脱毛は最低数万円はかかります(分割・カードなどで負担を分散することはできます)。
さらに麻酔などが使えるとはいえ、少なくない痛みも伴います。それと引き換えにしてでもなお、少なくない人がクリニックに足を運ぶのかといえば、やはり永久脱毛に魅力を感じているからです。特にお尻の毛はヒゲなどと違って、伸びたら確実にすぐ気付けるものではありません。知らないうちに元に戻っていて、女性に引かれてしまうということも――永久脱毛なら、その心配はないと言えるのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。自己処理をする場合は、費用は安く済みますが、どの方法も毛がまた生えてくるため、定期的なケアが必要になります。
クリニックの脱毛であれば永久脱毛が出来ますので、今後の処理の手間を省きたいという方は、クリニックに行くことをお勧めします。費用感としては3~5万円程度です。ケツ毛以外の脱毛も出決ますし、毛深くて悩まれている方はまずは無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
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